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【コロナ禍におけるメンタル不調の増加】特に40〜50代に多い傾向

今回は、株式会社NTTデータ経営研究所の調査を元に、コロナ禍におけるストレス状況を解説します。

年代や役職別の回答結果も紹介するため、ぜひ自社での対策に活かしてください。

 

【出典】「働く人のメンタルヘルスとサービス・ギャップの実態調査」|NTTデータ経営研究所

 

コロナまん延以降にストレスが増加した人が多い

今年の6~7月、NTTデータ経営研究所では、50人以上の事業所で働く20~50代の労働者を対象に、メンタルヘルスに関する調査を実施しています。※1022人から有効回答

 

調査の結果、精神的健康度が低い状態にある人は、45.3%にあたる463名であることが分かりました。

また、そのうちの約6割が、コロナまん延以降にストレスが増加したことも分かっています。

 

年代や役職別に見ると……

年代別に見ると、精神的健康度合いが低い人は、20~30代で41.6%、40~50代では48.2%です。このうち、コロナまん延後にストレスが増加した人は、40~50代では64%にものぼります。

 

また役職別では、管理職がコロナまん延以降にストレスが増加している傾向にあることも分かっています。

 

ストレスチェックに期待していない人も多数

同調査では、ストレスチェックへの期待度も調査しており、

「期待している」の34.5%に対し、

「期待していない」は65.5%と大幅に上回っていました。

 

期待していない背景としては、ストレスチェックをはじめとした、各企業におけるメンタルヘルスケアの取り組みが十分ではないことが考えられます。

 

コロナ禍でストレスを感じている労働者が増えている中、ぜひ自社における取り組みを見直してみてください。

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