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【企業の社会的責任を果たす】雇用保険の加入要件について

今回は雇用保険の加入要件についてご説明いたします。

新たに従業員を採用する経営者の方から、「試用期間中の従業員も雇用保険に加入させる必要があるのか?」とよくご質問をいただきます。

この質問をされた場合、以下の2つの質問を返しています。 

  1. 従業員の1週間の労働時間は20時間以上ですか?(例えば、月曜から金曜まで14時間以上働く場合など)
  2. 従業員を1ヶ月以上雇用する予定ですか?

 これら2つの条件に両方とも該当する場合、その従業員は雇用保険への加入が必須となります。したがって、正社員だけでなく、週20時間以上、1ヶ月以上働くパートやアルバイトも雇用保険の加入対象になります。

 また、補足になりますが、過去2年間で12ヶ月以上雇用保険に加入していた従業員は、退職後に失業保険を受け取ることができます。

 雇用保険は、従業員だけでなく、企業にとっても大切な制度です。加入要件を正しく把握して適切な対象者を雇用保険に加入させることは、従業員の福利厚生を支えるだけでなく、企業の社会的責任を果たすことにも繋がります。