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【申請方法や手続きの流れ】労災保険とは?

今回は労災保険の申請方法や手続きの流れについてご説明いたします。

 

労災保険とは、従業員が仕事中や通勤途上でケガなどをしたときに、
医療費や休業補償などの給付を受けられる制度です。
労災保険は、雇用主が加入する義務があります。

 

正社員だけでなく、パート、アルバイトも労災保険の対象になります

 

労災保険から給付されるものには、以下の8つの種類があります

 

療養 (補償)給付:医療機関での治療や薬剤などの費用を支払います。
休業 (補償)給付:仕事を休んだ期間に対して、平均賃金の6割を支払います。
傷病 (補償)年金:仕事を再開できない場合に、平均賃金の6割から8割を支払います。
障害 (補償)給付:身体に障害が残った場合に、障害等級に応じて一時金や年金を支払います。
遺族 (補償)給付:従業員が死亡した場合に、遺族に対して一時金や年金を支払います。
葬祭料 (葬祭給付):従業員が死亡した場合に、葬祭費用として一時金を支払います。
介護 (補償)給付:障害者が介護を必要とする場合に、介護サービスや介護用品などの費用を支払います。
二次健康診断等給付:従業員が特定の職業病にかかった場合に、定期的な健康診断や治療費などの費用を支払います。

 

また、労災保険の申請方法と手続きの流れは以下のとおりです。

 

① 従業員が負傷や病気になった場合は、速やかに雇用主に報告します。
② 雇用主は、従業員の報告を受けた日から5日以内に、所轄の労働基準監督署に労働災害届を提出します。
③ 従業員は、必要な請求書や診断書などの資料をそろえて、所轄の労働基準監督署に提出します。
④ 労働基準監督署は、資料の内容や事故の状況などを調査し、労災認定を行います。

労災認定された場合は、給付が支払われます。